Girls planet 999 4話感想・ネタバレ①FIESTA/5番目の季節
コネクトミッションステージ本番、今回はIZ*ONEのFIESTAとOH MY GIRLの五番目の季節を披露した4組のステージを紹介します。どちらの楽曲も女性としての華やかさが詰まったステージで、ガールズグループを目指す候補者たちにとってぴったりの曲だったのではないでしょうか。
3戦目:FIESTA(IZ*ONE)
1チーム:カンイェソ・チェイェヨン・イソヌ・坂本舞白(L)・久保玲奈・比屋定和・チェンシンウェイ・ファンシンチャオ・ポンインチー
中間発表では熱のこもった円陣を披露し、「あなたたちの力を見せて!」とマスターからも期待が高まります。期待通り、集中力を発揮し好スタートを切った1チーム。しかし途中からファンシンチャオが連続でミス。披露前とは真逆の空気がスタジオを包みます。「見るに耐えなかった」「練習していないのがわかる」と指摘が続き、リーダーの舞白をはじめ全メンバーが深刻な面持ちに。遂にはティファニー先生が「迷惑をかけていることを自覚しなさい」とシンチャオに厳しい言葉をかけました。
経験豊富なメンバーの中で練習速度についていけてなかったシンチャオ。中間発表を終え、最下位セルに選ばれてしまいます。そしてシンチャオのセルメンバーはトップ9に選ばれたイェソ、元JYP練習生として実力に定評のある舞白。最下位セルとしての結果を受け、イェソは泣き出してしまいました。
次の日からシンチャオは他のメンバーが起きるよりも随分早くから自主練に取り組み、経験値の差を努力で埋めるために懸命に練習していました。実はシンチャオ、泣いてしまったイェソに「もっと努力して頑張る、あなたたちを絶対に悲しませない。」と伝えていたようです。実力者たちの中で自分のことだけで精一杯になっても仕方がない環境下なのに、自分を選んでサポートしてくれた2人に報いる気持ちを有言実行する姿。なんでガルプラ候補者たちはこんなに人間としてのレベルが高いんだ。。努力するシンチャオの姿に「泣きそうになった」とコメントを残す舞白。努力を見ていてくれる、認めてくれる仲間尊い。
中間発表では酷評を受けた1チーム。遂に本番のステージが始まります。曲の初めから安定的なパフォーマンスが続き、マスターたちも満足げな表情。一人一人のパフォーマンスレベルの高さが際立ちます。「迷惑をかけている」と辛辣な評価を受けたシンチャオ(01:17~01:21)も、懸命な努力が実りマスターを沸かせました。ウィンクまで飛ばしちゃって何その余裕感。。中間発表とは別人じゃない。。そして01:39~舞白をセンターに添えたフォーメーション。舞白推しの個人的な贔屓目バチバチの感想としては、舞白をセンターに全員が集まるこのパートは全体が引き締まって見えるようで好きでした。01:48の「クライマックス」は2チームにも負けず劣らずの爆イケ舞白が炸裂してましたね、、好き。そして1チームは元々ボーカル強者を2人も備えたチーム。2チームが苦戦していた高音パートも軽々とこなしていきます。大サビ前のアドリブも成功し、ソンミ先生から拍手を受けます。02:34で対抗チームのメインボーカル伊藤美優が涙を堪えながら頷いてるのほんと切ない。。こういう風に声出したかったんだよね。。02:35では「ファンシンチャオに何があった?!」とマスターに言わせるほどの魅力を放つシンチャオ。また、02:42~02:48のスーパー爆イケイェソタイムは必見です。
最後まで安定したパフォーマンスで完走した1チーム。「本当にパーティーのようだった」と好評を受け、更にシンチャオには「とても上手だった。自信を取り戻してステージを披露したことに胸がいっぱいです」とソンミ先生から温かい言葉がかけられます。シンチャオの名前が呼ばれた時、同じセルの2人に不安の表情はありませんでした。シンチャオが褒められたことを受け嬉しそうに頷くイェソ。イェソ自身が「経験がないのに探索戦であそこまでステージをこなせたことはすごい」とシンチャオをセルメンバーに選んでいたこともあり、本当はイェソが一番シンチャオの可能性に期待し、信頼していたんですよね。
2チーム:ソジミン・キムユビン・ヒュニンバヒエ・伊藤美優・坂本志菜穂・中村伽羅・シュイニエンツー・ワンチウル・リンシューユィン
パート分けから困難を極めたFIESTA2チーム。ボーカル強者不在の中、高音のアドリブが求められるメインボーカルに伊藤美優が挑戦します。何度も練習を重ね、ついに求められる高音が出せるように。練習室でも宿舎でも暇さえあれば高音パートを練習していました。控えめな印象のJグループですが、自らメインボーカルへ手を挙げたいとみゆ。自分の行動、任せてくれたメンバーのみんなへの責任感から努力を続ける姿が控えめに言っても爆イケです。しかしハードな練習の結果、喉を痛めてしまい高音が出せない事態に。リハーサルでも思うように声が出せず、苦しむ姿が見られました。しかし「ただ単に私が声が出ないだけ」と、身体的な不調を盾に自己防衛することはありませんでした。報われてくれお願いだから。。
ボーカルへの不安を残したままステージが始まったFIESTA2チーム。00:51〜00:56、最初の高音パートは力強くこなすことができました。喉の調子を心配していたマスターも、「おお〜!」と嬉しそう。01:22キムユビンちゃん、TWICEのユジンに少し似てる気がするな。そしてTXTヒュニンカイの妹バヒエちゃん。01:45の「クライマックス」がイケメンすぎてびっくり。これにはソンミ先生も驚きで口を縦にしながら頷いていました。そして2回目の高音パート。声を振り絞りリハーサルよりは出せていましたが、不調が目立ちます。しかしその後も懸命にハモリパートをこなす一生懸命な姿に心が動かされました。
伊藤美優以外のメンバーも高音を求められるパートでは音を外していましたが、これは練習不足云々の話ではなく、そもそも高音を元から出せるメンバーがいないチームが高音が多い曲に当たってしまった不運と言うしかないような気がします。高音がないパートでは安定的なパフォーマンスが多く見られましたし、違う曲だったらもっとそれぞれのメンバーの魅力が伝わるステージになっていたかと思うと悔しいですね。
結果は・・・
完成度の高いパフォーマンスを披露した1チームが勝利。「未熟なリーダーでしたがついてきてくれてありがとう。努力してくれたみんなのおかげです。」と語る舞白。今後全てのミッションでリーダーを担うことになる彼女の初陣が勝利で飾れてよかったです。
この後裏で敗北した2チームのメインボーカルを務めた伊藤美優が号泣していたのですが、「Don’t cry」「ミアネハジマ〜〜」とそれぞれの言葉で励ましている姿が印象的でした。
4戦目:五番目の季節 (OH MY GIRL)
この曲では両チーム、リーダーがメインボーカルを務めます。披露前に「キムボラより優れていると思う部分は?」と聞かれたイナヨン、「黒髪ロングが持つ女性らしさです」と誰も傷つけない回答で場を和ませました。また、Cグループの双子であるリャンチャオ・リャンジャオ姉妹が対抗グループでもあり、興味深いメンバー編成でしたね。
1チーム:キムボラ(L)・イヘウォン・リュシウォン・永井愛美・早瀬華・寺崎日菜・ヂャンジン・ジャンルォフェイ・リャンジャオ
トップ9がいないものの、実力者のキムボラがリードし練習が進む1チーム。ボラちゃんが持つ明るさにより全員が笑顔で練習に向き合えていましたね。次のステージで激アツ展開を迎えるケミが爆誕したのもこの時です。そう、キムボラ・永井愛美ケミ。慣れない韓国語に戸惑う愛美ちゃんに寄り添って歌唱パートを指導していました。
聖女キムボラのリードにより、中間発表では「本当に上手だ」と高評価を受ける結果に。「リーダーがしっかり引っ張っていた」との評価もあり、ボラちゃんが全員の力になったことはマスター陣にもしっかりと伝わっていたようです。
しかしリハーサルではミスが目立つ1チーム。「2チームより練習してなかっただろ。今は2チームの方が上だ」と厳しい叱責を受けました。
1チームのステージで最も驚いたのは、「愛美ちゃんってこんなに可憐なパフォーマンスができる子だっけ?!」ということ。声のトーンが曲に合ってるからか、一番のサビで愛美ちゃんが歌い出した瞬間により曲の良さが引き出されたように感じました。また、ボーカル面ではやはり実力者かつリーダーのボラちゃんが大きくリードします。02:09~02:16のロングトーンには鳥肌が立ちました。先にパフォーマンスを終えたナヨンが、そのボラちゃんの姿を焼き付けるように見つめていたのがまた切ない。。
ボラちゃんの実力、そしてリーダーシップはマスターからも絶賛。しかしルォフェイ・ボラが務めたアドリブの部分では、中間発表の方が良かったと指摘を受ける結果に。リーダーとメインボーカル、どちらも同じ役割を務めたボラちゃんとナヨンが裏で抱き合って泣いていたのは印象深いシーンでしたね。
2チーム:イナヨン(L)・チョンミン・チョハウン・林楓子・沖楓花・菅野美優・ツゥイウェンメイシウ・ホースーチン・リャンチャオ
1チームと共に練習を開始した2チーム。リーダーであるナヨンが懸命に練習を進めますが、ついていけずに自信を失っていくメンバーたち。
中間発表では高評価を受ける1チームを、心配そうな顔で見つめていました。特にリーダーとメインボーカル、両方において同じ役割を持つナヨンは不安が大きかったことでしょう。その不安は現実のものとなり、パフォーマンスでは多くのメンバーがミスを連発。それぞれのメンバーが指摘を受ける中、リーダーとしての責任を感じるナヨン。しかしそんなナヨンに対しマスターは、「プレッシャーだったでしょう。」と意外にも優しい言葉をかけます。リーダーもメインボーカルも立候補者がおらず、自信を持てないままに引き受けたナヨン。意外な言葉に胸がいっぱいになったのか涙を見せましたが、「みんながついてきてくれたので大丈夫でした。少し肩の荷が重い程度です。」と気丈な振る舞いを見せます。いやあ、Kグループの子ってなんで若くして徳が高い子が多いんでしょう。。(対抗チームのボラちゃんまで泣いてるのは可愛かった)
その姿に、自分たちがどれほどのものをナヨンに背負わせていたのか理解するメンバーたち。顔つきが変わります。中間発表の時と同一人物とは思えないとナヨンが感じるほど、メンバー一人一人が変わる意思を持ち努力を重ねました。
リハーサルではポイントとなるフリを「綺麗にしてね」と伝える際に、「キレイ」「ピャオリャン」とそれぞれの母国語で言葉にするなど、更なる献身的な姿を見せたナヨン。「最初は下手で見ていられないほどだった」と談笑していたマスター陣の予想を覆し、「上手なんだけど」とびっくりさせるほどチームとして成長を遂げます。
出だしからユジンオンニに「ノムイエッポヨ」と言わせる美しさ。ナヨン、あんたの言葉みんなにちゃんと届いてたよ(号泣)双子の妹であるリャンチャオ、探索戦でのパフォーマンスから可愛らしいイメージが先行していましたが、この大人の女性としての美しさを求められるステージで披露したラップのギャップが凄かったですね。姉のリャンジャオちゃんが妹のパフォーマンスを見て嬉しそうに驚いている姿が尊い。サビの高音で全体が少しグラつくものの、さすがリーダー。01:28~のナヨンのパートでグラついた曲をすぐに修正します。しかしアドリブではリハーサルほどの力が出せず。本番のステージに発生するプレッシャーの影響力は私たちが思う以上のものなのでしょう。しかし大サビでのハモリ(02:05~02:13)ではパワフルさを取り戻し、対抗チームのメインボーカルであるキムボラも嬉しそうに彼女たちを見守ります。本格的にいいやつすぎるんよボラちゃん。。
一人一人が最善を尽くしたステージでしたが、マスターからは「メンバー全員が曲に感情移入できていたのかが気になる。自信がなく、歌詞の切ない雰囲気が伝わってこなかった」「集中ができていない」と酷評を受けます。
結果は・・・
キムボラ率いる1チームが勝利し、4戦目は幕を閉じました。惜しくも負けてしまった2チーム。「みんなの成長を見せられたから悔いはない。ついてきてくれて本当にありがとう」と語るナヨンに、マスター陣も「ナヨンはよくやった」「お疲れ様」と彼女を称えていましたね。一番負担を抱えていたのは彼女自身のはずなのに、ステージを降りても「みんなが誇らしい」とメンバーを抱きしめる姿に、ナヨンの成熟した人間性を感じました。
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